あ、あれがペトラね
教会からホテルに向かう途中の出来事。
ちょっと見てほしい!
ガイドのモーサの一言で車を止めて外に出た。
目の前に広がる岩の塊、
周りにある建物が小さく見える。
ヨルダンに来る人ほとんどが
あれを目指します。
そう、あれがペトラ遺跡
これっぽっちも遺跡に
興味なんてないはずなのに
明日が楽しみでたまらない。
そう思わせる景色でした。
翌朝、
6時半に朝食を済ませ
駆け足で遺跡まで向かう。
明け方聞こえたお経のようなもののせいで
あまり眠れなかった。
寝不足だ。
そんなことよりペトラ遺跡の入場料、
ディズニーランドの入場料よりも
ちょっぴり高い。
あとあと調べたら
世界一入場料の高い遺跡でも有名なんだとか。
中に入ると
お金のことなんて一瞬で忘れる、
壮大な景色。
岩と土。それだけ。
それだけなのに
胸の奥から込み上げてくるワクワク感、
ここから先どうなってるのだろう。
アドレナリンしか出てこない。
自然の力で出来た岩の割れ目を道にした、
シーク道。
割と長い道。
ずっと上を見て歩いてた。
シーク道の終わりに差し掛かると
少しずつ姿を現わす「エルハズネ」
ペトラ遺跡内でもメインになる遺跡です。
鳥肌が立ちました。
お墓と言われていますが、
誰の為に建てられたのか、何の為に建てられたのか、
未だにはっきりとはわかっていないようです。
ペトラのローマ劇場
昔々、ローマの属国だった時代があったようで、その時に作られたもの。
かなり崩れていましたが、
それはそれは立派な劇場だったことは間違いない。
ここは昔、今で言う商店街だったところ。
今はは盛り上がりはないが、隅っこの方で
「ファイブダーラー、ファイブ
ダーラー(5ドル)」
と、呪文のようなやる気のない声が聞こえる。
あ、ドル、使えるんだ。
観光地は割とドルが使えます。
そんなことより
あいつまた座ってる
ガイドのモーサはすぐサボる。
大変な岩場にはついて来てくれない。
カメラを向けると睨む。
そういう人。
まだまだペトラが続きます
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